良寛の唄
良寛さんの唄を掲載しています
一衣(いちえ) 一鉢
20041103194801.gif

一衣(いちえ) 一鉢 わずかに身に随(したが)う 
強いて 病身を扶け 座して香を焼く
一夜 簫々(しょうしょう)たり 幽窓の雨
惹(ひ)き得たり 二十年 逆旅(げきりょ)の情

〔大意〕
身につける物としては、雲水の法具のねみである。遠路はるばるここまで来て、病の身を無理におこして、正座して香をたくと、窓外のしとしと降る雨が、いかにも物さびしくひびき、二十年にもわたる旅暮らしが、いろいろと回想されてくる。

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