良寛の唄
良寛さんの唄を掲載しています
寺泊にありし時よめる
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寺泊にありし時よめる


大殿の    とののみ山の
み林は    幾世へぬらん
ちはやぶる  神さび立てり
そのもとに  庵をしつつ
朝には    いゆきもとほり
夕べには   そこに出て立ち
立ちて居て  見れどもあかぬ
これのみ林 
反歌
山かげの ありその波の 立ちかへり
   見れどもあかぬ これのみ林
大殿の 林のもとを 清めつつ
   昨日も今日も 暮らしつつ


再遊善光寺(再び善光寺に遊ぶ)

曽随先師遊此地 かって先師にしたがって
           この地に遊ぶ
回首悠々二十年 首を回らせば 悠々二十年
門前流水屋後嶺 門前の流水 屋後の嶺
風光蕕似舊時研 風光 なお 旧時の研に似たる

〔大意〕かって、なき師僧にしたがって、この土地に遊んだことがある。思い起こせば、はるか二十年も昔のことである。山門の前を流れる小川も、金堂のうしろの峰も、その風景は昔のままの美しさを保っている。



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