良寛の唄
良寛さんの唄を掲載しています
大悲閣
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われ 大悲閣に上り
頣を支えて 雲煙りを眺む
長松 なんぞ落々たる
清風 万古より伝う
下に 龍王の水あり
底に撤りて 浄く痕なし
ために報ず 往来の者
ここに来って 心顔を照らせ
〔大意〕いま大悲閣に上って、頬杖をつき、はるか雲煙を眺めやる。高い松がそびえ立ち、すがすがしい風を、昔ながらに送ってくる。この堂宇の下方には、竜王水という井戸がある。なんの濁りもなく、底まで透きとおっている。往来の人々にお知らせする、ここに来て心や顔を照らしてごらんよ。


のこしおく このふるふみは すえながく
  わがなきあとの かたみともなれ

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